前年度に続き、令和5年度も会長を務めることとなりました白鳥です。

今年度から、大きな変更点が二つあります。

一つ目は、PTAの名称が「横小スマイルサポートクラブ」に変更になったことです。
二つ目は、文部科学省が取り組んでいる「地域学校協働活動」と連携したことです。

名称変更の背景ですが、これまでは父母の方のみに活動参加の呼びかけをしてきましたが、仕事や家庭の事情で思うように集まらないという課題が長年ありました。
そこで、活動に参加する対象を父母に限定せず、地域の皆さんを良い意味で巻き込みながら児童の成長を一緒に応援していこうと考えたことがきっかけです。

上記の方針にした場合に「父母の教師の会(PTA)」という名称では合わなくなることから、名称変更に向けて動き出しました。
令和5年3月、保護者の皆さんにご提案いただいた18個の新名称候補を6個に絞り込み、児童による最終投票を4月に行いました。

その投票の結果、「横小スマイルサポートクラブ(横小SSC)」が新名称として決定、告知いたしました。

横小SSCでは、各行事等にボランティアとして参加する方の範囲をこれまでの「父母」から「父母・同居家族・兄弟姉妹・地域のボランティア・大学生ボランティア」といった地域全体に拡大して活動を行います。

外部から参加される方については、地域のボランティア隊に所属している方や大学学生課のボランティア募集を通じて応募した方、または直接の知り合いの方など、所属等が分かる方を対象とします。

それでも、活動の中心となるのは、児童の直接の保護者の皆さんです。学校での子供たちの笑顔をサポートするため、多くの保護者のボランティア参加を心からお願いいたします。

二つ目の「地域学校協働活動」との連携についてですが、これまで地域学校協同活動推進員の方が学校支援ボランティアを募集していた通学路見守り、図書読み聞かせ等の活動がありました。地域学校協働活動に登録をすると、「 学校支援者補償制度 」 というボランティア参加時の事故・物損を補償する保険が適用 となります。

しかし、学習支援ボランティアとPTA活動は別の活動扱いとなるため、PTAにはこの補償制度は適用されていませんでした。そこで、「横小SSC」と「地域学校協働活動」の活動を連携することで、旧PTAの活動として行っていたものにも学校支援者補償制度を適用させることにしました。

これによって、不慮の事故等に対する補償があることで安心して活動に参加していただける環境となりました。

新体制一年目となるため、私達も探り探りになる部分があり、ご迷惑をおかけしてしまうかもしれません。
子どもたちの安全で楽しい学校生活のために頑張ってまいりますので今年一年間、よろしくお願いいたします。

横小スマイルサポートクラブ会長 白鳥武士